2016年3月に京都造形芸術大学を“96歳と200日”で卒業した平田繁實さんが、最も高齢で学校を卒業した(記録名:Oldest Graduate)ギネス世界記録に認定された。

 平田繁實さんは1919年9月広島県生まれ。戦時中は海軍の仕事に従事し、戦後は普通文官試験や国家公務員試験に合格。労働福祉事業団(現 独立行政法人労働者健康福祉機構)に勤務し、労災病院の事務局長まで務めて定年退職した。定年後に地元の陶芸教室に通い始め、その仲間の勧めもあって、2005年4月、当時85歳で「もっと陶芸の腕を上げたい」と京都造形芸術大学通信教育部 芸術学部 美術科 陶芸コースに入学した。

 入学後は、自宅でのレポート作成や対面授業などをこなし、11年がかりで卒業要件の124単位を全て取得し、2016年3月に“96歳200日”で卒業した。平田さんは大学生時代を振り返って「通信といえどもスクーリングもあり、若い世代や先生たちと話をするのは楽しいことだった」とコメント。さらに「100歳を迎えたら大学院へ挑戦してみたい」と冗談交じりに語ったという。

 これまでの(記録名:Oldest Graduate)の最高齢記録の記録保持者は、オーストラリア人男性のアラン・スチュワートさんが2006年に認定された91歳だった。

京都造形芸術大学
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学年・学科の枠にとらわれない実践的な教育で「社会を動かすクリエイター」を育成

13学科22コースを有する国内最大規模の総合芸術大学。「芸術立国」という建学精神のもと、アート・デザインの力で社会を動かす人材を育成することを教育目標に、社会と芸術の関わりを重視し、「生きる基礎力をつける」「実社会を学びの場にする」ことを機軸にした人間力教育を[…]

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大学ジャーナルオンライン編集部

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