フリマアプリ「メルカリ」を運営する株式会社メルカリは、2016年12月21日から、新卒採用の一環としてアメリカ50州それぞれに合計100名の学生を派遣するインターンシップ「BOLD INTERNSHIP in USA」の募集を開始した。

 フリマアプリ「メルカリ」は、実際のフリーマーケットのように、出品者がスマートフォンのカメラを使い出品した品物を、買物できるスマートフォン向けのアプリ。日本だけでなく、現在アメリカでのダウンロード数は2,000万を超え、日米合算すると6,000万ダウンロード、月間の流通額は100億円以上に達している。2016年の8月には全米のApp Storeで3位にランクインするなど、積極的にアメリカでの事業を展開。新卒採用においても世界で戦える学生を募集する方針で、インターンシップ「BOLD INTERNSHIP in USA」もその一環。

 「BOLD INTERNSHIP in USA」では、アメリカ50州のそれぞれにエンジニア職50名、企画職50名、合計100名の学生を1週間派遣。参加した学生たちに課せられる業務内容は、メルカリ及び個人間でモノやサービスを売買し合う“CtoCサービス”のユーザーヒアリングと改善提案、新規サービスの立案・プロトタイプ作成など
、その場所ならではの発見から「メルカリがアメリカで戦うためのアイデア」を考えてもらう。

 募集対象は、博士、修士、学部、学年不問。派遣場所はアメリカ50州の内1州とし、選考通過後、ランダムに決定。実施時期は2017年2月~4月のいずれか1週間。VISA免除プログラムを利用して渡航する予定だが、必要な場合は適切なVISA取得の上、実施する。

大学ジャーナルオンライン編集部

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