東北大学の里見進総長は、首相官邸で安倍晋三首相、ロシアのプーチン大統領立ち合いの下、日露大学協会設立の覚書をモスクワ国立大学のサドーヴニチィ学長と交換した。日本側からは東北大学、千葉大学など21校が参加、具体的な組織づくりに着手する。

 東北大学によると、里見総長とサドーヴニチィ学長は松野博一文部科学相立ち合いの下、覚書を締結したあと、首相官邸での文書交換式に臨み、合意文書を交換した。

 日露大学協会は日本とロシアの大学間、学生間交流を目的とする組織で、東北大学が日本側の代表幹事を務めている。プーチン大統領の訪日が決定したことから、ロシア側代表を務めるモスクワ大学から打診があった。

 日本とロシアの大学はこれまで、学長らによる日露学長会議を定期的に開催し、学術交流を進めてきた。この交流を研究者間や学生にも広げ、安倍首相がプーチン大統領に示した人的交流の抜本的拡大につなげたい考え。共同教育プログラムの構築や新たな共同研究発掘の場とすることも視野に入れている。東北大学の呼びかけに応じ、国内21大学が参加の意向を示しているほか、ロシア側からも日本と同規模の大学の参加が見込まれているという。

東北大学

建学以来の伝統である「研究第一」と「門戸開放」の理念を掲げ、世界最高水準の研究・教育を創造

開学以来の「研究第一主義」の伝統、「門戸開放」の理念、「実学尊重」の精神を基に、数々の教育研究の成果を挙げてきた実績を踏まえ、これらの伝統・理念等を積極的に踏襲し、独創的な研究を基盤として高等教育を推進します。[…]

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大学ジャーナルオンライン編集部

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