日本学術振興会は、平成28年度大学の世界展開力強化事業に採択された25事業のうち、未公表だったタイプA-2の9事業を発表した。国際的に活躍できる人材育成や大学教育のグローバル展開に資すると評価された事業で、大阪大学や早稲田大学などが入っている。

 日本学術振興会によると、A-2事業に採択されたのは、中国の北京大学や韓国の高麗大学校と社会変革のためのグローバルリーダー共同育成を進める早稲田大学や、北京大学など中国、韓国の5校と世界的健康問題の解決に向けたリーダー養成プログラムを実践する大阪大学など9校の9事業。

 世界展開力強化事業は国内大学の国際連携事業を支援するのが目的で、タイプA-1、A-2、Bの3種がある。タイプA-1は神戸大学、東京大学など8校の8事業、タイプBでは慶應義塾大学、明治大学など10校の8事業が文部科学省から9月に採択されていた。
タイプAは中国、韓国の大学とコンソーシアム(※1)を形成、教育連携プログラムを実施する。従来のプログラムをさらに高度化するタイプA-1と、新たに取り組むタイプA-2がある。タイプBはアセアン地域で大学間の交流実績が乏しかったカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムを交流先とする教育連携プログラム実施事業が対象になる。

その他のA-2採択校は次の通り。
千葉大学、東京大学、東京学芸大学、東京芸術大学、東京海洋大学、九州大学、長崎大学

※1 コンソーシアム もともとは資金の共同調達を意味する金融用語で、大学の共同体を指す言葉としても使用されている。

参考:【日本学術振興会】平成28年度大学の世界展開力強化事業審査結果

関連記事:【2016年9月11日】大学の世界展開力強化事業、文科省が16件を採択

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大学ジャーナルオンライン編集部

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