大人になったら就きたい職業の男の子の第2位に学者が入っていることが、大手生命保険の第一生命保険株式会社が全国の保育園、幼稚園児と小学生を対象にしたアンケートで分かった。2014年から続く日本人のノーベル賞受賞が影響し、注目が高まったとみられる。

 調査は全国の保育園、幼稚園児と小学生1,100人を対象に、2016年7~9月に実施した夏休み子どもミニ作文コンクール応募用紙に将来の夢の職業を記入してもらった。

 それによると、男の子のトップはサッカー選手の12.1%で、7年連続で1位を保った。サッカー選手と長くトップを競い合ってきた野球選手は5.0%で4位に落ち込み、2大スポーツで子どもたちの人気はサッカーに傾いているようだ。
2位に入ったのは学者・博士の5.5%。前年の調査では8位だったが、日本人ノーベル賞受賞者が相次いでいることもあり、2位へ返り咲いた。昨年も大隅良典博士がノーベル生理学・医学賞を受賞しただけに、さらに注目を高める可能性がある。

 女の子のトップは食べ物屋さんで15.5%。20年連続での1位となった。2位は保育園・幼稚園の先生で7.1%、3位は学校の先生で5.8%。女の子の人気職業は21世紀に入ってから大きな変化のないまま推移している。中学校でダンスが必修となり、より身近になったためかダンスの先生・ダンサー・バレリーナが10位に入った。

 男女のベスト5は次の通り。
【男の子】
1 サッカー選手(12.1%)
2 学者・博士(5.5%)
3 警察官・刑事(5.3%)
4 野球選手(5.0%)
5 お医者さん、食べ物屋さん(ともに4.7%)
【女の子】
1 食べ物屋さん(15.5%)
2 保育園・幼稚園の先生(7.1%)
3 学校の先生(5.8%)
4 お医者さん、看護師さん(ともに5.3%)

 調査結果には「新成人が子どもの頃になりたかったもの」として過去のランキングや順位の変遷なども併せて見ることができる。

参考:【第一生命保険株式会社】第28回「大人になったらなりたいもの」 アンケート調査結果

大学ジャーナルオンライン編集部

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