中部大学は2018年度から、工学部の電気システム工学科と電子情報工学科の学生募集を停止し、新たに電気電子システム工学科を設置する方針を明らかにした。電気、電子、システム3部門の知識を併せ持つ技術者の養成を目指す。

半導体デバイスの大容量化とデジタル制御の導入など新技術の開発が相次ぎ、大きな電気エネルギーを扱う電気工学分野と、電子物性を利用する電子工学分野の境界が近年、あいまいになりつつある。その典型が電力ネットワークのスマートグリッド(※1)や電気自動車になる。移動通信システムのデータ高速化や大容量化の推進、自動運転技術の開発が盛んに進められ、ものづくりのシステム化も著しいことから、技術者は従来の学科の垣根を越えて幅広い知識を身に着ける必要が出てきた。

このため、中部大学は新時代に合わせ、学科を再編し、時代のニーズに応えられる技術者を養成することにした。既設学科の在学生には卒業まで従来通りの教育を保証する。

大学がある愛知県はトヨタ自動車に代表される日本のものづくりの拠点で、自動車産業以外でもロボット、太陽光パネル、炭素繊維など未来型産業の中核を担う企業が生まれている。

(※1)スマートグリッド 電力の流れを供給、需要の双方から制御し、最適化できる送電網で、次世代送電網とも呼ばれる

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大学ジャーナルオンライン編集部

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