女子栄養大と女子栄養大大学院(ともに埼玉県坂戸市)は、飲料大手のキリン(本社・東京、磯崎巧典社長)と産学連携包括協力に関する協定書を締結しました。「食を通じた健康寿命の延伸」を共通テーマに、3者で連携協議会を設置し、健康増進を目指した社会啓発活動や共同研究を進めていくことにしています。

女子栄養大、大学院は、「食による人間の健康維持・改善を図る」という建学の精神を基に、栄養学の研究、教育に力を注いできました。管理栄養士ら日本の食と健康を支える多くの人材を育ててきたほか、健康増進を目的とした多様な社会活動も展開しています。キリンとの連携により、大学、大学院で栄養学や保健学を研究する優れた人材を育成し、その成果を社会に還元したいとしています。
キリンは、社の経営テーマの1つに健康の増進を掲げ、健やかで快適な暮らしにつながる商品を開発、販売してきました。栄養や保健の分野で高い知見や豊富な研究成果を持つ女子栄養大、大学院と連携することで健康増進につながる新しい商品を開発するとしています。3者は連携協議会の設置後、共同研究や社会啓発活動のテーマを決め、実行に移します。

少子高齢化の進行に伴い、医療費の削減や社会保障制度の維持が近年、大きな社会問題となっています。それに伴い、健康の維持、増進や病気の予防に対する消費者の意識も高まってきました。厚生労働省は国民健康づくり運動「健康日本21」の中心課題に健康寿命の延伸を打ち出し、その実現に向けて民間企業も積極的な役割を果たすよう求めています。
そこで3者はバランスのとれた食生活の大切さを社会に訴えるとともに、高い知識を持つ人材の養成を共同で進めて栄養学の観点から社会問題の解決に貢献するため、産学連携に乗り出すことにしました。

出典:【キリン株式会社】女子栄養大学とキリン株式会社が産学連携包括協力に関する協定を締結

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大学ジャーナルオンライン編集部

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