工学院大学の学生プロジェクトの1つである八王子ロボットプロジェクトのメンバーが、2017年3月23日に開催される「関東春ロボコン2017」に出場する。同大会は「NHK学生ロボコン」出場を目指す学部1、2年生たちの技術向上を目的としたロボットコンテスト。今年は工学院大学、東京大学、東京工業大学、早稲田大学の4大学7チームが出場する。

 これまで「NHK学生ロボコン」本選に9年連続出場の実績を持つ工学院大学のロボットプロジェクト。ロボットの設計から制御に関わる技術はもちろん、製作スケジュールや予算管理、チームビルディングなど、製作に必要な全ての工程を学生自身が企画・実施している。
チームは「関東春ロボコン2017」に参戦する学部1・2年生と、「NHKロボコン」本選出場を目指す学部3・4年生の2チームで構成され、1年生は「機構」「回路」「プログラム」など、ロボット作りの基礎について学ぶ。

 新入生の時からコンテストに参加することで着実に技術力を磨き、優勝やデザイン賞などを受賞するレベルに成長することができる。3年次への進級にあわせてチームをステップアップし、下級生への指導や他大学との技術交流など、さらに経験を積んでいく。

 工学院大学は、このプロジェクトをはじめソーラーチームなど学生が自ら積極的に計画し実施する学生プロジェクトを通して、創造性を育成し、人間としての成長を促進させることを支援。学内では、機械工作実習を行う「ものづくり支援センター」など、チャレンジできる環境も整っている。

 「関東春ロボコン2017」は、同大学新宿キャンパス1階アトリウムで開催。3月23日13~16時まで行われ、一般見学も可能。

工学院大学

伝承を継承しつつ、さらなる進化を続ける大学

2011年の日本初の「建築学部」開設を皮切りに、2015年「先進工学部」創設、2016年「情報学部が従来の2学科体制から4学科体制に、そして、2017年4月には伝統の工学部に「電気電子工学科※」誕生と、常に時代に即した改革を続けています。さらに、八王子キャンパ[…]

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