中京大学(愛知県名古屋市)総合政策学部 坂田隆文教授ゼミは、井村屋株式会社(三重県津市)と三重県立四日市南高等学校と合同で、昨年2016年12月より産高大連携講義をスタート。2017年3月12日に最終回「提案発表会」が開催された。

 坂田ゼミは、商品企画・マネジメント・経営やマーケティング戦略について、実際のビジネスケースを用いたディスカッションや産学連携による商品企画を行う課題解決型学習を実践している。高大連携教育の一環として始まった産高大連携講義では、井村屋の協力のもと、高校生と共同で商品企画に取り組んできた。3回の講義とグループワークなどで企画を練り上げ、最終発表会では、井村屋の中道裕久常務取締役兼上席執行役員を招き、同大学の名古屋キャンパスで3チームの商品提案が行われた。

 発表会の冒頭で、坂田教授は「この4ヶ月が高校生、大学生にとって大きな学びの場となれば」と挨拶。また、四日市南高校の鈴木達哉校長は「この探究活動は、高校として行っている『ホンモノ体験』の一環として行ってきました。大学生とだけでなく、1年から3年の生徒が混合してチームを組んでいます。生徒がいろんな体験を通して、成長したことを実感でき良い取り組みでした」と語った。

 学生たちはチームごとにアイスの商品企画を提案。「三重県の高校生による女子高生のためのアイス」をコンセプトに、「知覚過敏」の人が多いことに着目した知覚過敏になりにくい「一口アイス」などの企画発表が行われた。中道取締役は各チームの発想の面白さや着眼点のユニークさを高く評価し、競合商品との差別化や説得力のあるデータを使うことなどをアドバイス。優秀賞は「一口アイス」を提案したチームが受賞した。

 最後に、中京大学の安村仁志学長が「今回の発表では『らしさ』が出ており、高校生の初々しさや、大学生がサポートする様子も見られました。それぞれの段階でステップアップしていくことを感じられ、素晴らしかった」と述べ、高校生に修了証が授与された。

中京大学

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大学ジャーナルオンライン編集部

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