早稲田大学では、2017年4月、国内大学としては初となる、性的マイノリティ学生とジェンダー・セクシュアリティについて関心のある学生のためのリソースセンター「早稲田大学GS(Gender and Sexuality)センター」をオープンした。

 国籍、性別(男女だけではない多様な性)、障がいの有無などに関わらず、多様な価値観や生き方を受容するキャンパスづくりに取り組んでいる早稲田大学。2017年4月から各授業科目の「出席簿」の「性別欄」を廃止したり、学内の多目的トイレを性的マイノリティの当事者も抵抗なく使えるよう「だれでもトイレ」と改称するなど様々な取組みを行っている。

 その一環として誕生した「GSセンター」は、「性的マイノリティ学生が安心して過ごせる場所を!」という学生の声から実現した。GSセンターの目的の一つはアライ(支援者)を増やすことで、当事者に限らず全ての学生に開かれた場所という位置づけのため、ジェンダー・セクシュアリティについて知りたい学生や当事者の保護者などの参加も歓迎している。

 オープンして約1カ月、ゴールデンウィーク期間中に行われた「東京レインボープライド2017」への参加や、センター開設を記念して早稲田大学生協で開催中の「ジェンダー&セクシュアリティ ブックフェア」(春学期中随時)など活発に活動している。センターの利用者は、すでに100名を超えているという。

 今後は、GSセンターが中心となり、公認サークルや学生団体などとも連動して、性的マイノリティの理解を深めるイベントや映画上映会、ランチ会などを行う予定。

参考:【早稲田ウィークリー】性的マイノリティ学生を支援「GSセンター」発足、出席簿の性別欄廃止…早大、取り組みを制度化

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大学ジャーナルオンライン編集部

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