銀座周辺のビル屋上などでサツマイモを栽培し、焼酎を生産して販売する「銀座芋ROCKプロジェクト」。農業生産法人株式会社銀座ミツバチが主催するこの活動に協力し、千葉商科大学(千葉県市川市)人間社会学部の学生らは、大学の1号館屋上に設置したプランターでサツマイモを育てている。

 このプロジェクトは、銀座の屋上緑化を推進し、都市部に広がるヒートアイランド現象の抑制といった環境改善をめざす活動の一環として行われている。収穫されたサツマイモは、芋焼酎「銀座芋人」という商品となり、銀座の百貨店で販売。人間社会学部はプロジェクトが開始された2015年から参画し、屋上で栽培したプランター20台分のサツマイモを提供している。

 サツマイモ栽培を通じて緑化と焼酎の商品化を図るこの事業は、ソーシャルビジネスの事例として、学生にとって絶好の学びの機会となっている。また、環境問題に限らず、都心部の新たなまちづくり、焼酎を製造する地方産業の活性化、さらには銀座の地産地消商品として銀座を訪れる国内外の旅行者へのPRといったさまざまな効果も期待されている。

 2017年5月15日、今年も人間社会学部の学生らは屋上のプランターに40本の紅あずまの苗を植えた。今後は交替で水やりと生育の状況を観察し、今年度は昨年度の30kgを上回る40kgの収穫を目指していく。学生たちは、そのサツマイモが焼酎となり、商品として販売されるプロセスを通じて、ソーシャルビジネスのアイデアの創出と手法に理解を深めていく。

千葉商科大学

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大学ジャーナルオンライン編集部

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