子供の就職に対し、保護者の6割以上が「厳しい」と感じていることが、就職情報サービス・マイナビ(東京、中川信行社長)の意識調査で分かった。進学する大学を選択する際には、6割近くの保護者が就職実績を考慮し、4割以上が経営が安定した企業への就職を希望していた。

 調査は4月9~10日、大学4年、大学院2年に在籍するか、3月に卒業、修了して就職活動をした子供を持つ保護者1,000人からインターネット上で回答を得た。

 それによると、子供の就職については80.3%が「関心がある」と答えた。父母別にみると、関心がある父親は78.5%で、母親は84.9%。就職活動に対する相談を受けたのも、父親が51.7%なのに対し、母親が65.1%と、母親の方が子供の就職活動により密接にかかわっていることが分かった。

 売り手市場といわれる中での就職について、65.5%の保護者が「厳しい」と回答、「楽な環境」とした34.5%を大きく上回った。子供に対する心配があるせいか、世間一般のイメージより深刻に受け止めている一面がうかがえる。

 子供の就職先企業に希望するのは、「経営が安定している」の44.0%が最も多かった。次いで「本人の希望に沿っている」の36.9%が続いた。大学進学時には57.2%が「就職実績を見て進学先を選考した」と答え、最も重視したのは学部ごとの就職率で、34.6%に達している。
子供とのコミュニケーションツールでは、72.3%がスマートフォンを挙げ、連絡ツールはラインが48.8%で、電話の14.8%を大幅に上回った。

参考:【株式会社マイナビ】2017年度 就職活動に対する保護者の意識調査

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大学ジャーナルオンライン編集部

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