昭和女子大学(東京都世田谷区)と、米国ペンシルベニア州立テンプル大学の日本校であるテンプル大学ジャパンキャンパス(東京都港区 以下、TUJ)は、昭和女子大学キャンパス内に6階建ての新校舎を建設し、両大学で共有することで基本合意した。TUJは2019年9月に全学部においてプログラムをその新校舎に移転させる計画で、スポーツ施設やカフェテリア、講堂などは、昭和女子大学の既存施設を利用する。日米のキャンパスを同一敷地内に置くのは、日本で初めての試み。

 海外大学の日本校第1号として創立35周年を迎えるTUJは、2016年度に学生数が1000人を突破。今回の移転は、学部生増加に伴い教室の増設や施設設備の充実が求められていたTUJが昭和女子大学から提案を受け、大学のグローバル化と大学教育の質の向上という共通理念のもとで実現した。
 
 両大学は2016年6月に単位互換協定を結び、締結以来10人以上の学生が互いに留学している。移転により、校舎が隣接することでお互いの講義を履修しやすくなるとともに、多国籍の学生がキャンパス内で交流するグローバルな環境が整うことになる。

 昭和女子大学は、TUJに在籍する60か国以上の国や地域の学生に対して施設を開放し、男子学生の科目履修等も受け入れる。女子大学としての使命とアイデンティティを保ちながら、外国人学生も集う多様性に満ちたキャンパスへ変化することで、グローバル化を一気に加速させるという。

 今後は両大学の学位を取得するダブルディグリー・プログラムや、2大学連携プログラムについても協議するほか、クラブ活動や課外活動など共同でアクティビティを実施。教職員においても共同ワークショップやリサーチプロジェクトなどで交流する予定である。

※画像(鳥瞰図)は新校舎の完成予想図

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大学ジャーナルオンライン編集部

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