中部大学総合工学研究所の澤本光男教授が、米国フランクリン協会の2017年ベンジャミン・フランクリン・メダル(化学部門)に選ばれた。化学部門での日本人受賞は初めて。授賞式は米国ペンシルベニア州フィラデルフィアのベンジャミン・フランクリン国立記念館であり、フランクリン協会のラリー・ルビンスキー会長から澤本教授にメダルが授与された。

 中部大学によると、澤本教授の受賞はクリストフ・マチャゼヴスキー米国カーネギーメロン大学教授との同時受賞。金属触媒を用いる新たな重合反応開発に貢献、高分子の構造と化学組成の飛躍的な精密制御が実現し、先端複合材料、塗料、分散剤、生体医用高分子などの新たな材料の創出を可能にした。

ベンジャミン・フランクリン・メダルは1824年に創設された科学分野の権威ある賞で、歴代の受賞者には発明王のトーマス・エジソン氏、一般相対性理論で知られるアルバート・アインシュタイン氏、マイクロソフト社の創業者ビル・ゲイツ氏らがいる。
日本からはノーベル物理学賞を受賞した中村修二、小柴昌俊、南部陽一郎の3氏が受賞している。

今回の受賞について澤本教授は「今後は性能が格段に進歩した高分子を生物学など異分野へ応用させていくことに期待すると同時に、生命の起源をたどるきっかけにもしていきたい」とのコメントを発表した。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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