2017年7月5日、外務省は日本人学生のインターンシップ支援事業を実施すると発表した。日米関係における主導的な役割を担う人材の育成、および日米同盟関係の強化に繋げることが目的。運営は、株式会社日本旅行(東京都中央区)、一般社団法人日本国際実務研修協会(東京都港区)が行う。

 派遣先は、日米同盟強化に有効で発信力の高い連邦議員事務所、州議会議員事務所、米政府機関、弁護士事務所、シンクタンク、雑誌・新聞社、米企業など。なお、米国国務省の規定により参加者の経歴に関連のある派遣先が選定される。受入の決定権はインターンシップ先となり、参加者が選ぶことはできない。

 対象は、在学中の大学生、大学院生、および大学・大学院を卒業して1年以内の者。さらにTOEIC 825以上、TOEFL iBT 100以上、IELTS 8.0以上の英語力が目安となる。

 派遣期間と募集人数については、長期の場合は、2017年10月中旬頃から1年程度で約3名を募集。中期の場合も、2017年10月中旬頃から6ヶ月程度で約8名を募集。短期の場合は、来年2018年2月初旬頃から2か月程度で約6名を募集している。

 政府からは、米国派遣先の手続き費用、往復国際航空券、ビザ取得に必要な書類手配・手続き費用、ビザ代 、滞在費の一部が支援される(詳細は同事業の「募集要項」に記載)。

 募集期間2017年7月5~25日(17:00)まで。参加希望者は、「日本人学生のインターンシップ支援事業」のサイトにある申し込みページより応募可能。

参考:【外務省】日本人学生のインターンシップ支援事業 応募者募集

大学ジャーナルオンライン編集部

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