2017年6月16日、中京大学(愛知県名古屋市)と独立行政法人 国際協力機構(JICA)は、開発途上国支援のために教員と学生を派遣する連携事業の覚書を締結。中京大学の名古屋キャンパスで行った記者会見には、安村仁志学長、JICA中部国際センターの阪倉章治所長、また教員や学生など9名が参加した。

 中京大学とJICAの連携事業は、大学の知見と人材を活用して開発途上国のスポーツ技能の向上を支援、および国際協力における人材育成を目的としている。今回は、ソフトボール部の学生がアフリカのボツワナ共和国へ、柔道部の学生が南米アルゼンチン共和国へ派遣される予定。学生選手らは全国トップレベルの実力を有する。

 派遣される学生の対象は2~4年生(20歳以上)で、学部はスポーツ科学部、現代社会学部、経営学部など。活動期間は、2018年春休みの1ヶ月間を予定しており、渡航費、滞在費日当はすべてJICAがサポートする。

 中京大学の安村学長は「学生を派遣するということに対して覚書を締結できること、大学としてスポーツ分野で中部圏初となったことは大変喜ばしい。教育者として思うことは、学生には『教える』を通じていろんなことを教わってほしい。人として成長して、国際的に活躍するスピリットを身につけるもらえたら嬉しい」と話した。

 学生派遣への同行が決まっているスポーツ科学部の二瓶雄樹講師(ソフトボール部)と三宅恵介講師(柔道部)は指導内容について、「実際の技術指導や精神面における指導、また指導者への座学も行いたい」と意欲を示した。

 JICAは2014年度から大学との覚書を結んでおり、スポーツ分野において7大学と締結。中部圏の大学とボランティア派遣で覚書を結ぶのは今回が初めてであり、かつ、アフリカでのスポーツ分野における大学連携も初めての試みである。なお、中京大学は、スポーツ分野以外での展開も今後予定している。

中京大学

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大学ジャーナルオンライン編集部

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