地震予測情報サービスを進める地震科学探査機構(東京、橘田寿宏社長)は、東京都世田谷区桜丘の東京農業大学世田谷キャンパスに地震の電子観測点を設置した。都内初めての電子観測点で、地震のより正確な予測に効果を上げることが期待されている。

 東京農業大学によると、電子観測点はリアルタイムで24時間のデータを取得できる。得られたデータは東京農業大学の國井洋一准教授、関山絢子准教授、地震科学探査機構会長の村井俊治東京大学名誉教授らが協力し、2017年度から3年間かけて人工知能を活用したより高度な地震予測手法の確立に利用する。

 地震科学探査機構は現在、6万人を超すユーザーを持つ世界最大級の地震予測の民間会社。全国に1,300ある国土地理院の電子基準点データを高度解析し、地震予測に利用してきた。しかし、このデータにはタイムラグがあるため、NTTドコモの協力を得て全国に独自の電子観測点を設置している。

 東京農業大学世田谷キャンパスは河川敷などと異なる強固な地盤の上にあり、上空が開けていることから、設置場所の条件に最適として選ばれた。今回の電子観測点設置により、地震科学探査機構の独自観測点は18カ所になる。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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