5年間の一貫したプログラムで学士と修士の学位を両方取得できる新コースが、2018年4月から宇都宮大学に登場する。大学の早期卒業制度と大学院を組み合わせたプログラムで、宇都宮大学は2018年度の募集要項を発表した。

 宇都宮大学によると、このプログラムは大学の早期卒業制度を利用して学士課程を3年間で学び、大学院の博士課程前期か修士課程を2年間学ぶ。大学院の2年間は返済の必要がない給付型奨学金が支給される。大学在学中に早期卒業の基準に達しなかった場合、一般学生扱いとされ、大学院を受験できるが、奨学金を給付されない。

 入学試験は理系5年一貫特別入試として行われ、書類審査と面接の第1次選考と大学入試センター試験の5教科7科目で合否を判定する。工学部の機械システム工学、電気電子工学、応用化学、情報工学の4学科と、農学部の生物資源科学、応用生命科学、農業環境工学の3学科で実施され、募集人員4人。出願期間は11月1日から6日まで(郵送は6日午後4時必着)。第1次選考は12月2日で、センター試験後の2018年2月5日に合格発表がある。

 日本の理系学部はこれまで、1つの分野を深く学ぶケースが多かったが、文部科学省は時代の変化を見据えて教育年限の柔軟化や幅広い基礎教育の強化に力を入れている。宇都宮大学の新コースもこうした取り組みの1つと位置づけられている。

宇都宮大学

主体的に挑戦し、時代の変化に対応し自らを変え、さらには広く社会に貢献する人材を育成します。

1949(昭和24)年に宇都宮高等農林学校,栃木師範学校,栃木青年師範学校を統合して宇都宮大学が設立されました。「日本で最も学生を大切に育てる大学に」をモットーにして、「顔の見える距離感」を活かしたきめ細かな教育と主体的な学びを推進し、幅広い視野と深い専門性を[…]

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大学ジャーナルオンライン編集部

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