2017年9月15日、京都女子大学に新たな図書館がオープンした。約84万冊という日本の女子大学の中でもトップレベルの蔵書を誇る同大学の図書館は、地下2階、地上4階。キャンパスの中心に位置し、北側に開架閲覧スペース「知恵の蔵」、南側に勉強やミーティングができる「交流の床」が広がる。また、間にキャンパス全体をつなぐテラス空間「京女坂」とイベントスペース「坂中のひろば」を設け、親しみやすい滞在型図書館を目指す。

 「知恵の蔵」は、大学が蓄積してきた知のアーカイブを活用し知的交流を生み出す場。階段状の吹き抜け空間を中心に壁面書架が取り囲む。対する「交流の床」は地下1階にパソコンなどを利用して学ぶ「メディアコモンズ」、1階にディスカッションやグループワークができる「アクティブラーニングコモンズ」、2階にカフェとしても利用できる「カジュアルスタディスペース」が配置され、賑やかなコミュニケーションの場となっている。

 新図書館建築にあたっては、誕生までの2年間「図書館建築キャンパスプロジェクト」を実施。2015年春から、有志の学生メンバーとともに設計者・施工者と連携し多岐にわたる活動を行ってきた。建築会社の女性社員との意見交換や、学外施設の視察、現場責任者から品質管理について学んだり引き渡し検査に立ち会うなど、様々な学びの場となった。その様子は17の活動レポートにまとめられ、ホームページで読むことができる。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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