近畿大学国際学部は9月4日、同学部の1期生がアメリカ、中国、韓国、台湾での1年次後期からの留学を終え、9月1日に韓国からの20人の帰国生をもって計528人が帰国したと発表した。

 この留学はベルリッツコーポレーションと提携した語学教育を受けることを目的としたもの。1年次後期から2年次前期までの留学プログラムを必須とし、全国でも珍しい学部として2016年4月にスタートした。今回は1年次後期からの留学プログラムを実施。留学した532人中、528人が留学プログラムを修了した。

 留学先は2016年9月3日の中国・遼寧大学への出発を皮切りに、順次アメリカ27大学、中国1大学、台湾1大学、韓国2大学の合計31大学。これら留学先で海外での学習に取り組んでいた。2年次後期からはベルリッツのカリキュラムと英語での専門科目がスタートし、語学力とコミュニケーション力にさらに磨きをかけていくという。

 帰国後の学生は、TOEIC®のスコアが大幅に伸ばした上で、近畿大学が取り組む全学的なグローバル化推進の牽引役を担う方針だ。9月5日からは現在2期生が順次各国、35大学へと留学していく予定。

近畿大学

日本最大規模の総合大学で真の「実学」を極める。多彩な才能を開花

近畿大学は、医学部から文芸学部、さらには通信教育部などを開設し、すべての学部で「実学教育」を実践。多くの産学連携プロジェクトを推進し、分野を超えた専門知識や技能を組み合わせて、教員と学生が一体となり、現代の様々な課題を解決へ導く知識や技術を身につけています。2[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部です。
大学や教育に対する知見・関心の高い編集スタッフにより記事執筆しています。