静岡大学、株式会社楽しいチリビジ、株式会社NTTデータCCS、ピツニーボウズジャパン株式会社は共同で、避難情報を動画で読み聞かせる地理情報システム「動画で理解!わが家のハザードマップ」を開発した。

 静岡大学が3つの企業との産学連携で開発した「動画で理解!わが家のハザードマップ」は、立地によって異なる避難情報を各戸専用の動画で読み聞かせる地理情報システム。ハザードマップと呼ばれる防災用の地図を読み解くことが難しい人や無関心な層にも、パーソナライズされた動画を通じて災害リスクを理解し、正しい災害への対応を促すことを目的としている。

 昨今、自治体が制作したハザードマップがあるにもかかわらず、災害リスクが住民に十分に認識されないまま、風水害で人命や財産が奪われるというニュースがみられる。今回開発したシステムでは、自分の住む場所や災害リスクを知りたいエリアの住所を入れると、防災の専門知識が豊富な学識経験者が、動画を通じて知りたい場所の災害リスクと対応策をピンポイントで語りかけ、ユーザーは災害リスクを「自分のこと」として認識できる仕組みとなっている。

 この「動画で理解!わが家のハザードマップ」は、2017年10月12~14日に東京・お台場の日本科学未来館で開催されるG空間EXPO「Geoアクティビティコンテスト」に出展。このシステムに対する社会的なニーズや課題を収集した後、本格的な事業展開へ向けて活動を展開していく予定という。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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