慶應義塾は JSR 株式会社との共同研究を目的とした「JSR・慶應義塾大学 医学化学イノベーションセンター(JSR-Keio UniversityMedical and Chemical Innovation Center 通称 JKiC)」竣工に際し、2017年10月28日に慶應義塾大学信濃町キャンパスで開所記念式を開催する。

 2015年3月、慶應義塾とJSR株式会社は、産・学・医療の連携拠点と位置付ける共同研究棟「JSR・慶應義塾大学 医学化学イノベーションセンター」を設立して共同で運営していくことに合意し、慶應義塾大学医学部と大学病院が立地する信濃町キャンパス内に建設費約24億円をかけて共同研究棟(地上3階、地下1階、総床面積約3,900㎡)を建設を進めてきた。

 基礎から臨床まで一体での医学・医療を展開している慶應義塾の医学部および病院の研究者と、ライフサイエンス領域を戦略事業と位置付けて先端材料・製品の開発を進めるJSRの化学素材研究者とが密に連携することで、医療分野の幅広いニーズや先進的アイディアを実現し、健康長寿社会を支える新たな診断・治療技術や医療支援技術の確立と普及につながる研究・事業創造を行うことを目的としている。大学医学部と化学素材メーカーとのこのような連携は世界でも類をみない試みといえる。

 今後、JKiCを拠点とし、世界各国に先駆けて超高齢化社会を迎えている日本で、健康長寿の実現に向けた先進的な研究・事業創造への取り組みや、刻々と変化する医療現場のニーズに対応する体制を発信していくという。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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