明星中学校は、2017年11月9日と15日に、隣接する東京農工大学の学生を招いて、2年生の進学クラス(MGSクラス)で連携授業を実施した。

 この連携授業は、明星中学校が同じ府中市内にある東京農工大学農学部教職課程研究室と高大連携プログラムを検討する中で、中学生のころから学問への興味の幅を拡げたいとの思いから企画されたもの。

 連携授業では、東京農工大学で教職課程を履修している学生が2週に分けて明星中学校を訪問。1回の授業で8名の大学生が、自分の卒論研究を中学生が理解できるようにまとめなおし、各5分間でプレゼンした。中学生らは興味を持った研究について質疑応答を行い、プレゼンの評価をレポートとしてまとめ、その内容は大学生の評価対象となる。

 東京農工大学の学生にとっては、教職課程の実践の場として中学生と議論を交わすことで卒業研究を別の角度から見ることができる成長の場となり、一方、明星中学校の学生にとっては、早い時期から大学での研究内容を知識として得ることで、中高時代の勉強の重要性を理解し、学びに前向きに取り組むきっかけとなることが狙い。

 明星中学校では、東京農工大学との連携授業以外にも、希望者を募ってハーバード大学の視察に行くツアーを実施するなど、早い時期から、進路を考えさせるプログラムを取り入れている。

東京農工大学

農学、工学の視点から「持続発展可能な社会の実現」に向けた課題解決を目指す国立科学技術系大学。

東京農工大学は1949(昭和24)年に東京農林専門学校と東京繊維専門学校が統合して設立されました。しかし、その起源は明治7年(1874年)に設立された内務省農事修学場と蚕業試験掛にまでさかのぼります。現在では農学部と工学部からなる唯一の国立大学としてこれらの知[…]

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大学ジャーナルオンライン編集部

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