株式会社日経BPコンサルティングは、今回で11年目になる「大学ブランド・イメージ調査 (2017年-2018年)」の結果をまとめ、2017年11月29日に調査報告書を発売した。

 「大学ブランド・イメージ調査 (2017-2018)」は、全国9地域の国立大学、公立大学、私立大学のべ457校を対象に、「大学ブランド力」を調査。「大学ブランド力」とは、大学ごとに「一般的なイメージ」「大学組織に対するイメージ」「学生へのイメージ」などについて49の項目で質問し、その結果を「大学ブランド力」として総合的に評価したもの。

 首都圏編(120校対象)での大学ブランド力のトップ3は、第1位は、88.6ポイントを獲得した東京大学。第2位は慶應義塾大学(82.4ポイント)、第3位には早稲田大学(81.0ポイント)が続いた。2016年-2017年と比較すると、大学ブランド力上昇第1位は東京学芸大学で3.1ポイント、第2位の二松學舍大学は2.7ポイント、第3位は帝京大学で2.5ポイント上昇した。

 近畿編(66校対象)の大学ブランド力トップ3は、第1位は、93.3ポイントを獲得した京都大学、第2位は大阪大学(72.2ポイント)、第3位には同志社大学(71.8ポイント)が続いた。

 東日本編の4地域(北海道13校、東北38校、北関東19校、甲信越22校)の大学ブランド力トップは、北海道エリアは北海道大学(76.6ポイント)、東北エリアは東北大学(90.1ポイント)、北関東エリアは筑波大学(81.9ポイント)、甲信越エリアは信州大学(75.3ポイント)だった。

 北陸・東海編(65校対象)の大学ブランド力トップは、北陸エリアは金沢大学(66.0ポイント)、東海エリアは名古屋大学(95.0ポイント)。中国・四国編(59校対象)のトップは、中国エリアは広島大学(84.2ポイント)、四国エリアは徳島大学(61.7ポイント)、九州・沖縄・山口編(55校対象)のトップは、九州大学(93.9ポイント)だった。

 多くの項目でブランド力のトップ校が各イメージの首位と重複しているが、そんな中で「いま注目されている、旬である」という項目の第一位を獲得したのが、北海道の公立はこだて未来大学、甲信越の諏訪東京理科大学だ。公立はこだて未来大学は人工知能やIT分野での教員・学生の活躍が目立つ。諏訪東京理科大学は2018年度からの公立化に向け注目が集まっているといえる。

 また49項目のイメージを6つに再分類してみると、「地域貢献」に関しては東北編の福島大学、北関東の茨城大学は、大学ブランド力のトップを抑えて第一位となった。ともに地域課題への取り組みなどが評価につながったものと考えられる。

参考:【株式会社日経BPコンサルティング】各地域のブランド力トップは、北海道大学、東北大学、筑波大学、信州大学

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大学ジャーナルオンライン編集部

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