徳島県にキャンパスを置く国立の鳴門教育大学と私立の四国大学は、人材育成や消費者教育で交流を深める連携協力協議会を設置した。少子化で入学生が減少している地方大学が、国立、私立の枠組みを超えて連携、生き残りを図るのが狙いで、2018年度に導入される新しい国家資格「公認心理師」のほか、消費生活相談員の養成で教育連携プログラムの構築を目指す。

 鳴門教育大学によると、公認心理師は心理職で初めての国家資格。カウンセラーなどとして病院や学校、企業などで勤務することが期待されている。受験資格を得るには、公認心理師養成大学を卒業し、2年間心理関係の職業に従事するか、公認心理師養成大学院の修士課程を修了しなければならない。

 四国大学は2018年度の新入生から公認心理師の養成課程を始める。卒業後は鳴門教育大学大学院に進学し、効率よく受験資格を得られるようにする。鳴門教育大学は大学院学校教育研究科の臨床心理士養成コース(定員20人)を2019年度から心理・臨床コース(仮称)に名称を変更、募集人員を増やす方針。

 両校は2016年度に連携協力協定を締結しており、消費者教育やスポーツ活動に優れた学生の受け入れ、教員養成の高度化などでも連携する。教員に対する研修情報の共有や消費者教育の合同授業も予定している。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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