アサヒグループ食品株式会社は、大学受験時に“現役で第一志望に合格した”20代男女250名を対象に、「受験期間中のおやつ・夜食」に関する調査を実施した。

 調査によると、大学受験勉強中によく「おやつ」を食べていたと回答した人は61%。「夜食」を食べていたと回答した人は約3人に1人の32%だった。

 「おやつ」「夜食」として食べた経験があるものをきくと、「おやつ」として多かったのは、1位が「飴・チョコレート類」と「クッキー・スナック菓子」(78%)、続いて「菓子パン・総菜パン」(60%)。また、「夜食」として多かったのは、1位「カップラーメン・袋ラーメン」(63%)、2位「おにぎり・雑炊」(59%)、3位「菓子パン・総菜パン」(51%)だった。

 「おやつ」としては、手軽で適度に糖分が摂れる食べ物、「夜食」としては、腹もちのよい主食系の食べ物に人気が集まっていることがわかった。

 また、よく食べていた理由をきくと、「おやつ」として食べていた理由は、1位「勉強しながら食べられるから」(68%)、2位「好きな食べ物だから」(52%)、3位「短時間で食べられるから」(48%)だった。夜食の理由は、「好きな食べ物だから」(41%)、「腹もちがいいから」(40%)、「短時間で食べられるから」(31%)と続いた。

 一方で、「おやつ」「夜食」に関する失敗経験については、「おやつ」や「夜食」を準備している間、携帯電話やテレビ、雑誌などを見てしまい、気が散った経験があると回答した人は57%と6割近くにのぼった。

 そこで、受験期間中の「おやつ」「夜食」に重要な要素をきくと、「さっと食べることが大事だと思う」と回答した人は7割を超え(71%)、受験勉強中の「おやつ」や「夜食」は、食べる時に集中力を途切れさせないためにも、手軽さが重要であることがわかった。

大学ジャーナルオンライン編集部

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