林芳正文部科学相は、実践的な職業教育を進める専門職大学、専門職短期大学のうち、2019年度に新設を予定する私立16校について、設置認可の可否を大学設置・学校法人審議会に諮問した。同審議会は2018年9月ごろに検討結果を答申する見通し。

 文部科学省によると、設置認可を申請している専門職大学は国際工科専門職大学、大阪医療福祉専門職大学、京都専門職大学など13校で、入学定員計4,201人。設置者は日本教育財団、国際ビジネス学院など。
専門職短大は日本歯科専門職短大、大阪調理専門職短大、ヤマザキ動物看護専門職短大の3校。入学定員は計190人で、設置者は村川学園、ヤマザキ学園など。

 専門職大学、大学院は2019年度から創設される新しい高等教育機関。産業界の要請に基づき、より実践的な職業教育をして新たなモノやサービスを生み出せる人材を育成するのが目的。卒業単位のおおむね3~4割以上を実習などの科目とする。学び直しの社会人も受け入れるなど多様な学習スタイルを選択できるようにもする。

 政府は若者の東京一極集中を緩和するため、東京23区内の大学新増設を原則として認めない方針。2018年の通常国会に規制法案を提出する方向だが、専門職大学、短大については東京23区に所在する専門学校がその定員を活用して設置する場合に限って例外とする方針が打ち出されている。

参考:【文部科学省】平成29年11月末申請の大学等の設置認可の諮問について

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大学ジャーナルオンライン編集部

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