2015年9月16日(水)、立命館大学 衣笠キャンパス近隣に「立命館大学インターナショナルハウス大将軍」(住所:京都市北区大将軍坂田町22番)が完成し、竣工式を開催。同国際寮は、留学生や海外からの研究者の受け入れ機能の充実と、寮生活を通して留学生と国内学生の多様な学びと地域交流を促進することを目的として建設されました。

 同大学は昨年、日本の高等教育の国際競争力の向上及びグローバル人材の育成を図る「スーパーグローバル大学創成支援事業」に採択され、今後さらに留学生の受け入れを拡大することを目標にしています。そのなかで、同大学の国際化において、国際寮の整備は重要な位置づけと考えており、同国際寮の完成を機に、同大学では既存の国際寮と合わせて427名の学生が入居可能となりました。

 今回は、中国、韓国、インドネシア、ベトナム、アメリカをはじめとする32の国と地域からの留学生が入居。また、留学生の生活面のサポートを行う学生スタッフ(レジデント・メンター)が共同生活を送ります。留学生と国内学生の交流を促進させて国際的な学び合いを活性化させるとともに、留学生の地域の人たちとの地域交流企画などを開催し、地域コミュニティの国際化にも貢献していく予定。
竣工式で、長田豊臣理事長は「様々なバックグラウンドを持つ留学生たちが生活するこの国際寮が、正課を越えた新しい学びのフィールドとなることを期待したい」と、寮生活を通じた人材育成への期待を語りました。

出展:【立命館大学】国際寮「立命館大学インターナショナルハウス大将軍」が完成

立命館大学

大学ジャーナルオンライン編集部

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