女性文化に関する総合研究機関、昭和女子大学「女性文化研究所」では、就職活動を控える学生の企業選びの参考になればと、「女子学生のための企業評価プロジェクト」を立ちあげ、2013年11月から業種別に女性の働きやすい企業を調査し、その結果を公開しています。

 4回目となる今回の業種は、「電気機器業」と「証券・保険・金融業(銀行を除く)」で、対象企業は「CSR企業総覧2015年版(東洋経済新報社)」に掲載されている電気機器業91社と証券・保険・金融業33社です。CSR企業総覧のデータから女性の平均勤続年数や役職登用率などを指標に、順位づけし、その結果をもとに女性の仕事に対する志向別にお勧めの企業が選出されました。

調査結果によると、電気機器業で、“チャレンジ志向”にお勧めは、女性活躍推進宣言を公表した「ソニー」など5社、“バリバリ仕事がしたい人”には、部長職以上に占める女性比率(5%)が業界1位の「シスメックス」など4社、“出産後も就業継続したい人”には、子育て支援制度が整っている「セイコーエプソン」など5社が選ばれました。
一方、証券・保険・金融業で、“チャレンジ志向”にお勧めは、平均勤続年数が業界トップ(15.9年)、多様な人材活用部署のある「明治安田生命保険」など5社、“バリバリ仕事がしたい人”には、管理職女性比率が業界トップクラス(42.8%)の「クレディセゾン」など6社でした。

企業評価を実施した背景には、企業によって女性の活躍に対する温度差がは大きく、どの企業が本当に女性の活躍を期待し、働きやすいかを学生には見分けるのが難しい現状があります。同研究所では、学生がこの評価を参考に自分にあった企業を選び、将来、企業の意思決定を担うメンバーとして活躍することを期待しています。
※詳しい評価結果と過去の発表分は女性文化研究所のホームページで見ることができます。

出典:【昭和女子大学女性文化研究所】第4回女子学生のための「優良企業ランキング」発表

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大学ジャーナルオンライン編集部

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