麗澤大学は、2018年3月20日、学生と教員が協力して制作した大学生対象の道徳教科書『新編 大学生のための道徳教科書』を出版した。

 麗澤大学は1935年、創立者の廣池千九郎法学博士が道徳科学専攻塾を開塾したのが始まり。1959年の大学開校後も道徳教育に力を入れてきた。2017年には、創立者生誕150年記念事業の一環として、大学院学校教育研究科に道徳教育専攻の設置を文部科学省へ認可申請した。

 今回出版した『新編 大学生のための道徳教科書』は、大学生の視点に立って道徳を考えるテキスト。「序章 大学で道徳を学ぶ意味」、「第1章 現代の道徳について考える」、「第2章 モラロジーの基本的な考え方」、「第3章 道徳実行の指針」の4つの章で構成。大学で道徳を学ぶ意味、基本的な考え方や指針に触れ「どう考え、どう行動するのか」の具体的なヒントを提示し、学生の主体的な学びを促すことを目指している。

 2009年に出版された『大学生のための道徳教科書』は、大学教育における初めての試みとしてのモラルの教科書で、麗澤大学の必修科目「道徳科学」の共通テキストとして使用された。特色は学生モニターと時間をかけて吟味してつくる点で、今回も、小中学校の道徳の教科化にともない、再び学生と共に議論を重ね、『大学生のための道徳教科書』の改訂版として新たに出版した。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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