2018年4月19日に中華人民共和国・北京で行われたACM国際大学対抗プログラミングコンテスト (International Collegiate Programming Contest; ICPC) 世界大会において、東京大学のチームが4位に入賞。成績上位1~4位に贈られる金メダルを獲得した。

 ACM国際大学対抗プログラミングコンテストは、大学院生あるいは大学学部生で構成される3人一組のチームで、プログラミングによる問題解決の能力を競う世界規模のコンテスト。1チームで使用できるのは1台のコンピュータのみなど、個々の能力だけでなくチームワークを含めた総合力を競う点に特色がある。

 ACM-ICPCの参加チーム数は年々増加し、2018年度の予選には111ヶ国、3,098大学、53,446人が参加。個々の参加者のレベルも上昇し、厳しい競争の中、東京大学の代表チームは140チームの中で4位という好成績を修め、3年ぶり3回目の金メダルを獲得。同時にアジアパシフィックチャンピオンも獲得した。チームのメンバーは、笠浦 一海さん(数理科学研究科修士1年)、劉 鴻志さん(理学部情報科学科4年)、隈部 壮さん(工学部計数工学科3年)の3名。※肩書は2017年12月の予選通過時のもの

 東京大学の教養学部前期課程では、「実践的プログラミング」という全学自由研究ゼミナールを開講しており、今回4位に入賞した3名もこのゼミナールのOB。この授業では、プログラミングを通じ、問題解決技法の習得に意欲のある学生が学び競い合うことができる環境を提供しており、毎年多数の学生が熱心に受講している。

 なお、ACM国際大学対抗プログラミングコンテストの1位はロシアのモスクワ大学、2位は同じくロシアのモスクワ物理工科大学、3位は中国の北京大学だった。

参考:【International Collegiate Programming Contest】 ACM ICPC World Finals 2018

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大学ジャーナルオンライン編集部

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