日本英語検定協会は、2018年4月27日、実用英語技能検定(英検)の新方式「公開会場実施」「1日完結型」の名称を発表した。「公開会場実施」は「英検2020 2days S-Interview」、「1日完結型」は「英検2020 1day S-CBT」に決定し、2019年度より実施する。

 文部科学省は2017年7月、2020年度からの「大学入学共通テスト」の英語試験において、「4技能評価を導入し、外部の資格・検定試験を活用すること」を発表した。それをうけ、日本英語検定協会は、2017年12月、成績提供システムへの参加を大学入試センターに申請。2018年3月に、英検CBT、TEAP、TEAP CBT、IELTS(Academic Module)のほか、新方式である英検(公開会場実施、1日完結型)が成績提供システムの参加要件を満たすと確認された。

 「英検2020 2days S-Interview(略称:英検2020 S-Interview)」という名称になった公開会場実施、「英検2020 1day S-CBT(略称:英検2020 1day)」となった1日完結型はいずれも、入試を控える受験生が対象となる。受験者は、合否に関わらず4技能すべてを測定するのが特徴で、2019年度より実施される。日程や運営、会場数などの詳細は、決定次第発表するとしている。

大学ジャーナルオンライン編集部

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