南山大学(愛知県名古屋市)は中国上海市に海外事務所を開設。2018年5月11日、交換留学協定校である華東師範大学(中国上海市)において、中国事務所の開所式が行われた。

 海外での事務所設置は南山大学にとって初めてであり、愛知県内の大学で上海に事務所を置くのは、名古屋大学、愛知大学、中部大学に次いで4校目。2017年秋より、北京と上海の2カ所で現地業務委託先のスタッフがPR活動や留学生支援の業務を開始している。事務所には日本から専属スタッフは派遣せず、業務委託を受けた現地の中国人スタッフが、大学側の方針に沿って活動する。
 
 開所式には、上海総領事館領事や上海日本人学校高等部校長、華東師範大学副学長をはじめ、南山大学卒業生や留学生別科修了生など約40名が参加。鳥巣(とりす)義文学長は冒頭挨拶の中で、「本学の国際化ビジョン実現のために、中国事務所の活用は非常に重要であり、中国との交流もますます活発にしたい」と話し、国際化や中国との交流のさらなる活性化に期待を込めた。

 閉会の挨拶では、現代中国政治を専門とする星野昌裕副学長(国際担当)が流暢な中国語でスピーチを行い、大きな拍手が沸き起こるなど、開所式は和やかに行われ、出席者同士の懇親も深められた。

 カトリック系大学の南山大学はこれまで欧米の大学との交流が深かったが、2000年に外国語学部にアジア学科を設置するなど、アジアにも重点を置いてきた。今後も中国に限らず海外事務所の設置を検討する予定であり、現在300人余りいる外国人留学生の数を将来的には600人まで増やす目標を掲げている。

参考:【南山大学】初の海外事務所開設

南山大学

「個の力を、世界の力に。」国際性豊かな学びの場で、「世界の力」となる人材を育成する

2017年、全学部・全学科が名古屋キャンパス統合され、すべての学部が一つに集まり、より質の高い教育と研究環境の提供が可能になりました。他学部・他学科間との密接な交流を深めることで共生・協働の精神を養い「個の力を、世界の力に。」を実現します。また、文化の垣根や境[…]

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大学ジャーナルオンライン編集部

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