文部科学省が大学入試センター試験に代わる大学入学共通テストで「情報」を出題教科に加える検討を始めたのを受け、大学入試センターはコンピューターを活用した試験の開発に向け、大学や高校の教員から問題素案の公募を始めた。9月28日まで受け付ける。

 大学入試センターによると、公募する問題はコンピューターとプログラム、情報通信ネットワークとデータの活用の2領域。コンピューターを活用して実施されることを想定し、解答方式を多肢選択式か、キーボードでプログラムを入力させる形式に限定している。

 素案の作成者は情報処理学会所属の大学教員か、高校の教員としており、情報処理学会や日本産業技術教育学会、都道府県・政令指定都市教育委員会、国立大学付属高校長らに協力の依頼文書を送付した。

 大学入試センターは募集した素案を基に、モデル問題を作成して2019年2月ごろに検証を進める。その結果に基づき、問題の作成方針案を策定、2019年度にも問題素案を募集し、再度検証することにしている。

 共通テストは2020年度から始まるが、新学習指導要領に対応して2024年度から内容が大きく変わる。新学習指導要領ではプログラミングなどの基礎を学ぶ「情報Ⅰ」が必修化されることから、文科省は2024年度のテストから導入を目指し、コンピューターを使う形式の試験も検討している。

参考:【大学入試センター】教科「情報」におけるCBTを活用した試験の開発に向けた問題素案の募集について

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大学ジャーナルオンライン編集部

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