千葉大学フロンティア医工学センターは5日、千葉県千葉市稲毛区弥生町の千葉大西千葉キャンパスのけやき会館で、世界に先駆けて開発中の新医療技術や最新研究の拠点化事例を紹介する千葉大医工学シンポジウムを開きます。

シンポジウムのテーマは「医工学拠点としての千葉大学の世界戦略」。当日は午前9時半から徳久剛史千葉大学長、関実千葉大工学研究科長らのあいさつに続き、千葉大の山口匡教授が「波動生体計測」、羽石秀昭教授が「高度医用画像技術」、五十嵐辰男教授が「低侵襲治療技術」、兪文偉(ユ・ブンイ)教授が「医用ロボティクス」、中口俊哉准教授が「医療技術評価」について説明します。
昼食後、ポスター、展示物を前にフリーディスカッションをしたあと、最新研究拠点化の実例として、武居昌宏千葉大教授が「リンパ浮腫モニタ・医療システム社会実装と学理国際拠点によるディスカッション・フリー社会の実現」、京セラオブテックの長尾俊也氏が「カメラ付きトロカールの実用化に向けた試作開発、薬事戦略、ビジネス化」、納谷幸男帝京大教授が「低侵襲治療技術の展望」、下村義弘千葉大教授が「人間中心の医用デザイン」、黒田輝東海大教授が「MRIによる体内温度分布の非侵襲画像計測」と題して報告します。
最後に千葉大の五十嵐辰男教授、中村亮一准教授をモデレーターにパネルディスカッションがあり、納谷幸男帝京大教授、羽石秀昭千葉大教授ら8人のパネラーが意見交換します。
参加無料。希望者は当日、会場で受け付けます。
出典:【千葉大学】11 月5 日(木)「千葉大学医工学シンポジウム」開催(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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