2015年6月28日、アメリカの無人輸送ロケットファルコン9の打ち上げは空中で爆発するという結果に終わりました。千葉工業大学が開発した流星観測カメラ「メテオ」を搭載していたことが日本でも話題になりましたが、2014年10月に続き2度目の失敗となってしまいました。

流星観測カメラ(出典元より引用)

流星観測カメラ(出典元より引用)

 メテオは流星を観測するために、千葉工業大学惑星探査研究センターが開発したハイビジョンカメラです。名前の元になったメテオとは流星などからまき散らされた塵の中を地球が通過する際に、大気との摩擦で加熱されて発光する現象です。国際宇宙ステーション(ISS)の米国実験棟デスティニーからこれらを撮影することで、塵の大きさや成分を特定することができます。さらにそれらの情報から塵の元となった流星本体の特性を知ることもできます。宇宙にカメラを上げることで天候や大気の影響を受けずに観測できることから、1日約560分間の観測が安定して行えると期待されていました。実際の観測映像はWEB上でも公開する予定だったということで、打ち上げ失敗により見られなくなるのは残念です。

 NASAからの正式な発表はありませんが、メテオが搭載されたカプセルは無事に大西洋に落下した可能性があり回収できるかの調査を行うという情報も流れています。また回収不能であっても、千葉工業大学はメテオの予備機を作製しており、次の打ち上げが決まれば再挑戦するということです。WEB上に公開される宇宙からの流星観測映像は早く見たいものです。

出典:【千葉工業大学惑星探査研究センター】ISS流星観測プロジェクトについて

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大学ジャーナルオンライン編集部

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