慶應義塾大学満倉研究室と、凸版印刷の連結子会社で、帳票類(ビジネスフォーム)を主力製品とするトッパン・フォームズ株式会社は、生活者が帳票記入時に感じるストレスに関する共同研究を行い、従来のアンケート調査などでは浮かび上がってこなかった“嫌=ストレス”と感じる記入箇所が存在することを発見しました。この研究結果を受け、脳波と視線の計測により、帳票記入時の“嫌=ストレス”を把握し、改善する「帳票感性分析サービス」の提供を開始することを発表しました。

 この帳票感性分析サービスは、トッパン・フォームズの個客マーケティング支援機能「LABOLIS」の帳票分析・改善ソリューションの追加機能としてラインナップされるサービスです。満倉研究室の技術が搭載された人間の“興味度”、“ストレス度”など5つの感性を脳波から推定する「感性アナライザ※」と視線計測を組み合わせることで、生活者が帳票などを記入する際、無意識に考えていることを可視化し、レポートすることができます。従来の調査では気付きにくかったデザインの興味を感じる箇所や嫌だと感じる箇所を測定することができ、好感度の上がるクリエイティブデザインの把握や記入者にストレスを与えない帳票作りに役立ていることができます。

 今後、トッパンフォームズと満倉研究室は、帳票と同じく分析・改善の要望が高いダイレクトメール版の感性分析サービスの開発を進めるとともに、帳票感性分析サービスをさらに発展させ、紙以外の媒体での展開も目指していくということです。 ※感性アナライザは、株式会社電通サイエンスジャムの脳波ヘッドセットで得られた脳波データに、慶應義塾大学満倉靖恵准教授監修のアルゴリズムを用いることで、“興味度”、“好き度”、“集中度”、“眠気度”、“ストレス度”の5つの感情を推定します。

出典:【トッパン・フォームズ株式会社】慶應義塾大学満倉研究室とトッパンフォームズ、共同研究をサービス化

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大学ジャーナルオンライン編集部

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