2015年4月に開設された千葉商科大学 国際教養学部(千葉県市川市)では、6月26日~28日の3日間の日程で鹿児島県奄美大島を訪れるフィールドワークを実施。事前講義で奄美大島の自然・文化・経済などを学んだ1年生が班ごとにテーマを設定し、日本を再発見することを目的として行われました。

当フィールドワークは、入学式の直後に中国上海で行われた「海外フレッシュマンキャンプ」に次ぐ、当学部のフィールドワーク第2弾。机上の知識だけではなく、早い段階で国内外に出て学ぶことで4年間の学ぶモチベーションを高めます。上海では、在上海日本国総領事館や日系企業訪問し、グローバルに働く人たちの経験から、現地の文化や習慣を尊重することの大切さを学習。さらに、現地の人々と交流し、歴史や文化を学習。その上海で受けた刺激や、外国から日本を眺めた経験を通じて「日本のことを伝えたい!」「日本はどんな国なのか?」ということを感じ、自国理解を深めようと、今回の奄美大島のフィールドワークに臨みました。

 当フィールドワークでは、日本国内でも独特な自然や文化を育んできた奄美大島について、市長の朝山毅氏から「奄美の現状と展望」について講話。伝統工芸品で有名な大島紬の泥染め体験などに挑戦しました。また、カヌーに乗ってマングローブの原生林を進みながら、島固有の植物や生物の多様性を見るなど、奄美の特異な自然も体感。さらには、奄美群島の1つである加計呂麻島出身の、ANAホールディングス上席執行役員としてアジア戦略を担当する芝田浩二氏が登壇。国際ビジネスの最前線での経験を基に、グローバル社会での活躍をめざす学生にメッセージが送られました。3日間のフィールドワークの調査結果は学生が各班でとりまとめ、今後ポスターセッションで発表する予定です。

出典:【千葉商科大学】奄美大島フィールドワーク
海外フレッシュマンキャンプ。上海で異文化を体験。

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