明星大学(東京都日野市)人文学部国際コミュニケーション学科では菊地滋夫教授と希望学生が、フィールドワーク授業の一環で2015年8月に東アフリカ タンザニア連合共和国のザンジバル島を訪問。その時の経験を写真と文章で表現したパネル写真展が現在開催されています(同大学図書館にて2015年10月23日~12月11日まで)。

 このフィールドワークで学生たちは、ザンジバル島を10日間の日程で訪問。多様な文化と価値観を理解する能力を養い、異文化理解を通じ実用的なコミュニケーション能力を高めることが目標。現地を訪問することにより、授業で学んだことを「皮膚感覚」で理解することが狙いです。
滞在中は、街の中心地でユネスコの世界文化遺産にも登録されているストーンタウンの歴史的建造物の見学や、現地の人たちとの交流、スパイス農園などを訪問。担当の菊地教授は「ザンジバル島を訪れる前とはまったく違った世界観が再構築される、そんな経験を学生たちにしてもらいたい」と語り、実際に参加した学生からは「アフリカに対する見方が180度変わりました」という感想がありました。

 同学科では様々なフィールドワークを行っており、他には、東ティモールのコーヒー農園を訪ねる旅や、インドに行って世界の子どもたちを児童労働から守る活動をしているNGO ACE(エース)のスタディーツアーへの参加などがあります。今後の予定としては2015年12月に、カンボジアでのフィールドワークが実施されます。

出典:【明星大学】ザンジバル島 パネル写真展開催中

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