日本を代表する21の研究機関の活動を紹介する大学共同利用機関シンポジウム2015「研究者に会いに行こう!-大学共同利用機関博覧会-」が、2015年11月29日、アキバ・スクエア(秋葉原UDX2階)で開催されました。

 今回で6回目となるこのシンポジウムは、人間文化研究機構(NIHU)、自然科学研究機構(NINS)、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、情報・システム研究機構(ROIS)を構成する19の大学共同利用機関法人と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(ISAS)、国立大学法人総合研究大学院大学が合同で開催しているイベントです。

 大学共同利用機関とは、全国の研究者コミュニティーのニーズに応え、また、広く海外の研究者とも連携を図りながら学術研究を推進する中核的研究拠点のことです。個別の大学では整備や維持が困難な大規模な施設や設備、膨大な学術資料やデータなどの知的基盤、ネットワーク型共同研究や新分野開拓のための中核的機能と場を全国の研究者に提供し、効果的な共同研究を実施することで、日本の学術研究の発展に貢献することを目的としています。

 シンポジウムでは、自然科学研究機構・国立天文台の阪本成一教授による「見えないひかりで宇宙をさぐる -アンデスの巨大電波望遠鏡アルマの挑戦-」など、研究の面白さや最新トピックスを研究者が約15分で紹介するミニ講演が行われたほか、ノーベル物理学賞を受賞した東京大学宇宙線研究所の梶田隆章所長とスーパーカミオカンデグループによるニュートリノ研究の検出器の写真やT2K実験※の模型を展示するなど、各参加機関を紹介する展示ブースが設けられました。

※T2Kとは茨城県那珂郡東海村のJ-PARC加速器で発射したニュートリノを295キロ離れた岐阜県飛騨市神岡町のスーパーカミオカンデで捉える素粒子実験です。

 

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大学ジャーナルオンライン編集部

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