留学・語学教育事業を展開する世界最大級の私立教育機関、イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社(EF)」、twitterのアンケート機能を利用し、卒業から入学までのギャップイヤーに関する調査を実施し、その調査結果を発表しました。

 「ギャップイヤー」とは、卒業から入学、進級、または入社までの“隙間期間”のことを意味する言葉です。欧米諸国では、このギャップイヤーを利用して、学校では学ぶことが出来ない社会学習に取り組むことを推奨しており、学生たちは、海外留学やワーキングホリデー、インターンシップに取り組む傾向があります。

 今回行った調査では、EF公式twitterアカウントをフォローしているユーザーを対象に、日本国内でのギャップイヤーの認知度、理解度、ギャップイヤーが浸透した際に得られる期待効果について調べました。調査の結果、ギャップイヤーという言葉を聞いたことがあると回答した割合はわずか20%、ギャップイヤーについて説明できると回答した割合は14%で、日本国内でギャップイヤーの認知、理解度は極めて低いことが明らかとなりました。また、もし卒業から入学(進級、入社)までの期間が5ヶ月間ある場合、何に取り組みたいかを調査したところ、回答者の71%が、「海外留学してみたい」と回答し、ギャップイヤーの浸透効果として、海外留学者数の増加が期待できることもわかりました。

 EFでは、欧米諸国のギャップイヤーに関するさまざまな情報を配信するなど日本国内でのギャップイヤーの理解・浸透を目指し、様々な啓蒙活動を行っていく方針です。

参考:イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社

大学ジャーナルオンライン編集部

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