2016年2月6日、さいたま市COCOON CITY2にて、埼玉県警察本部 生活安全部サイバー犯罪対策課が「サイバーセキュリティについて考えよう!」を開催。東京工科大学(東京都八王子市)メディア学部の岸本好弘准教授と学生らは、インターネット安全学習ゲーム2作品を展示し、参加者に安全なインターネット利用を呼びかけました。

 同イベントはインターネットウイルスの感染体験やインターネット安全学習ゲームを通じて、サイバーセキュリティについて考えてもらうことが目的。警察は「遠隔操作ウイルスデモ」「情報流出アプリデモ」、同学部はゲーム「ねこと学ぶ SNSまにゃー」「セキュラタイセン」を展示しました。

 同大学が展示した2作品は、ゲームをしながら子どもが楽しくインターネットの安全利用について学習するもので、2015年2月に開催された「ゲームの力で世界を救え!第3回シリアスゲームジャム」(※1)で制作されました。「ねこと学ぶ SNSまにゃー」は優秀賞を受賞した作品で、チャットアプリを疑似体験することでストーリーが進むノベルゲーム。「セキュラタイセン」は、迫りくるウイルスからセキュリティソフトを使って自分のパソコンを守っていくゲームで、クイズとタワーディフェンスゲームの中で学んだ要素を活かして、ボスを倒して安全なパソコンにするというものです。

 また、岸本准教授と学生らは、東京都八王子市が主催する小学生対象の特別講座「夏休み子どもいちょう塾」(※2)でも、2013年から3年間「学習ゲーム特別講義」を開講。2015年8月には「インターネットのセキュリティ」をテーマに、「セキュラタイセン」で遊んでもらいながらインターネットの安全な利用方法を指導しました。

※1: 「シリアスゲーム」とは、教育や社会問題の啓蒙・解決を目的として制作されるゲームで、欧米では多くの事例が見られる。「ゲームジャム」は、参加者全員がひとつの会場に集まり、2~3日の短期間で決められたテーマのゲームを制作するイベントのこと。第1回は「英語学習」、第2回は「サイバーセキュリティ」をテーマに開催。第3回は、小中学生向けの「インターネットの安全な使い方を学ぶゲーム」をテーマにゲームが制作された。

※2: 八王子地域の大学・高専の先生たちが、各学校の特色を活かして、八王子市内在住の小学4~6年生を対象に開講する夏休みの特別講座。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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