近畿大学(大阪府東大阪市)経営学部 中谷常二教授のゼミ学生20人は、企業が就職活動中の学生に求める髪型「就活ヘア」について、奈良県理容生活衛生同業組合と共同調査を実施し、業種別に統計を取りました。その調査結果に基づき、2016年2月16日(火)、奈良理容美容専門学校にて、近畿地方の理容組合の組合員および就職活動中の学生を対象に「就活ヘア」セミナーを開催します。

 
 同調査は、若年層からの人気が落ち込んでいる理容店の復興を目的とする「就活ヘアプロジェクト」として、2014年5月にスタート。理容店は「就活ヘアカット」を提供することで顧客数アップを目指し、学生たちは統計を実践的に学び、かつ調査を主体的に担うことで企画力・実行力の向上を目的としています。
就職活動におけるヘアスタイルの課題としては、これまで茶髪やパーマなどでオシャレを楽しんできた学生が、自分のスタイルを崩したくないがために社会人としては不適当な髪型のまま就職活動に挑むケースが多く見られるということです。

 昨年2015年の調査では、約340社の企業と学生約300人を対象にアンケート調査を実施し、企業が求める「就活ヘア」について発表。今年度は、アンケート調査におけるサンプル数を増やした(企業約480社)ほか、「就活ヘア」実施店舗を増やすために全国の理容組合へ訪問し、理容店の人気向上に取り組んできました。現在では、大阪府や奈良県をはじめとする全国8つの都道府県の理容組合の協賛を得ています。また、セミナーに参加した全国の理容組合に属する理容店にはマニュアルも配布。

 16日のセミナーでは「就活ヘア」発表のほか、大学生約460人に調査した「大学生の理容室の利用状況」の発表や、ゼミ学生をモデルとした就活ヘアカットの実演、来場した学生を対象に無料顔剃り体験を予定しています。さらに、理容・美容業界に関連のある企業や奈良の地元企業による合同企業説明会も同時開催。入場料は無料で、事前申し込みは不要です。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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