京都大学の山極壽一 総長は、インターネット配信した英語講義「人類進化論」の受講者の中からコンペティションを勝ち抜いた優秀学生2人を京都大学に招待し、賞状と記念品を贈りました。

 京都大学によると、招待されたのは韓国の高校生レイチェル・アンさんと、南アフリカでフィールドガイドをしているギャスパー・ファン・ホンメさん。2人は山極総長が講師を務めるオンラインの英語講義「人類進化論」の受講生で、講義内で課せられたレポートの内容について「アプローチのユニークさと創造性」、「アイデアの独創性」を評価され、京都市左京区の芝蘭会館山内ホールで開催された最終選考で優秀学生に選ばれました。

 2人は日本滞在中、山極総長や霊長類学の教員、学生と交流するとともに、愛知県犬山市の日本モンキーセンターで開かれたプリマーテス研究会で、提出された課題についてポスター発表をしています。

 アンさんは「受講前、霊長類学についてそれほど知識はありませんでしたが、この講義や今回の滞在を通じて霊長類の社会構造について関心がより高まりました」、ハンメさんは「霊長類研究所の見学中、以前テレビで見た先端的な実験に直接触れることができました。京都大学から霊長類学関連の新たな講義が配信されるのであれば、ぜひ受講したいです」とコメントしました。

 京都大学は、米マサチューセッツ工科大学とハーバード大学を中心にして立ち上げられたMOOC(大規模公開オンライン講座)のプラットフォーム・エデックスを通じ、世界に向けてオンライン講義を配信しています。

京都大学

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自学自習をモットーに、常識にとらわれない自由の学風を守り続け、創造力と実践力を兼ね備えた人材を育てます。 学生自身が価値のある試行錯誤を経て、確かな未来を選択できるよう、多様性と階層性のある、様々な選択肢を許容するような、包容力の持った学習の場を提供します。[…]

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大学ジャーナルオンライン編集部

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