東北大学大学院医学系研究科は開設100周年記念事業とし、女子大学院生奨励賞(七星賞)の創設を決め、第1回受賞者を選考しました。医学、医療の分野で活躍する女性リーダーの養成が目的で、授賞式は5月21日に予定されている艮陵同窓会総会で行われます。

 東北大学によると、第1回受賞者は最優秀の櫻井美奈子さん(病理診断学)と、神林由美さん(皮膚科学)、石木愛子さん(老年医学)の3人。

 東北大学医学部は開設100周年を迎え、東北地方の医療、科学界で男女共同参画を主導する重要な役割を担っています。このため、東北大学が掲げる「門戸開放」の理念のもと、昭和の初期から女子を入学生として迎え、多数の女性医師、研究者を輩出してきました。しかし、医学系研究科の大学院生全体に占める女子学生の割合は約30%。依然として男女格差が大きく、女性教員になると職位が上がるにつれて、女性比率が極端に低くなっています。

 こうした現状を打開し、女子学生があきらめることなく研究者キャリアの道を進むことを奨励するため、この賞を新設しました。賞の愛称七星賞は北の空に輝く北斗七星のように人々を導く女性リーダーに育ってほしいという願いが込められています。
艮陵同窓会総会では、授賞式と同時に受賞記念講演会も開催される予定です。

東北大学

建学以来の伝統である「研究第一」と「門戸開放」の理念を掲げ、世界最高水準の研究・教育を創造

開学以来の「研究第一主義」の伝統、「門戸開放」の理念、「実学尊重」の精神を基に、数々の教育研究の成果を挙げてきた実績を踏まえ、これらの伝統・理念等を積極的に踏襲し、独創的な研究を基盤として高等教育を推進します。[…]

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大学ジャーナルオンライン編集部

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