東京都文京区とお茶の水女子大学は、認可保育所に幼稚園機能を備えた保育所型認定こども園「区立お茶の水女子大学こども園」を4月1日付で文京区大塚2丁目の大学内に開設します。開設者は文京区で、お茶の水女子大学が運営に当たり、0歳児から受け入れます。

 お茶の水女子大学によると、園舎は鉄骨2階建て延べ約530平方メートル。1階に0歳児室、1~2歳児室、調理室、調乳室、2階に3~5歳児保育室、多目的室、絵本コーナーが設けられます。受け入れ定員は0歳児6人、1歳児10人、2歳児11人、3~5歳児保育所、幼稚園各11人ずつの合計93人。文京区立としては初の保育所型認定こども園で、施設は既に完成しています。

 お茶の水女子大学は0歳児からの教育カリキュラムを開発し、日本古来の伝統行事や季節を感じる行事で豊かな心を育むとともに、子供たちが自分らしく育っていける環境づくりに全力を挙げるとしています。

 文京区は23区のうちでは待機児童が少ない方だとされますが、2015年4月1日の待機児童は69人、就学前児童の保育サービス利用率は35.6%。2014年4月に比べ、待機児童数は35人減ったとはいえ、年齢が下がれば下がるほど入所が難しい実情に変わりありません。このため、文京区は2010年度から5年間で1,000人を上回る保育サービス量の拡充を進めてきましたが、さらなる対策として大学の敷地を活用してこども園を創設することにしました。

お茶の水女子大学

社会をリードし時代を創る女性たちを育てる、国立総合女子大学。

お茶の水女子大学は、1875(明治8)年に東京女子師範学校が設立されたことに始まります。以降、学ぶ意欲を持って社会のために役立ちたいと望む女性たちのために、女子教育の先達として、道を切り拓いてきました。そして今も、広い知識と豊かな想像力を備え、豊かな未来を創造[…]

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大学ジャーナルオンライン編集部

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