慶應義塾大学は、パナソニック、野村不動産などで構成する「Tsunashima SST 協議会」に参画し、横浜市港北区の「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン」内における新たな国際学生寮開設に向けて協議を開始したことを発表しました。まちづくりと一体となった学生寮の整備は慶應義塾大学として初めての試みとなります。

 「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン」は、横浜市港北区綱島東のパナソニックの事業所跡地に異業種協業で開発される、技術開発施設、商業施設、水素活用拠点などの“非居住空間”と集合住宅や国際学生寮などの“居住空間”を合わせ持つ次世代都市型スマートシティです。

 慶應義塾大学は、この次世代都市型スマートシティを推進する 「Tsunashima SST 協議会」にアドバイザリー会員として参画し、外国人留学生と日本人学生が共に暮らし、互いに教え合い学び合いながら、日常的に国際感覚や多様性を育む慶應義塾大学専用の混住型国際学生寮を2018年の「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン」の“まちびらき”にあわせて開設することを目指しています。学生寮の建物建築はパナホーム株式会社、建物所有は株式会社サンオータス、管理運営は株式会社共立メンテナンスが担います。

 慶應義塾大学は、2014年に世界レベルの教育研究を行うトップ大学として文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」事業に採択され、留学生の受入れと学生の国際交流活動の推進のために今後も国際学生寮を計画的に整備・拡充していく予定です。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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