立教大学では、池袋キャンパスに「祈りの部屋/Prayer Room」を設置し、2016年4月18日から利用を開始した。イスラム圏からの留学生を主な利用者として想定しているが、特定の宗教に限定せず、誰でも利用可能だ。

 文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援」に採択された立教大学では、2024年までに外国人留学生を現在の約4倍の2,000人に増やすことを目標に掲げ、2016年9月からはインドネシアから年間最大約20名の大学院生を受け入れる予定になっている。このような留学生の受け入れ拡大に伴い、環境整備の一環として「祈りの部屋」を設置した。

 設置に協力したのは、空間づくりのエキスパート株式会社丹青社。2014年11月に、一般社団法人ハラル・ジャパン協会との共同開発で空港などに置くムスリム(イスラム教徒)旅行者支援のためのユニット型礼拝室「プレイヤールームWANOMA(和の間)」の販売を開始。

 立教大学に設置された礼拝室もこの「WANOMA(和の間)」。室内は、畳がしかれ、組子の建具が装飾された“和の空間”で、礼拝前に手足や口を水で清めることができる清め(ウドゥー)の場も設置されている。「WANOMA(和の間)」が教育機関へ設置されたのは国内初。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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