「イノベーティブな大学ランキング」「インパクトの高い論文数による日本の研究機関ランキング」などを発表している情報サービス機関のトムソン・ロイター(米ニューヨーク州)は、研究論文に頻出する資金助成機関名を統一し、同社の研究分析ツールに実装を始めた。論文中の助成機関記載は表記揺れが多く、機関の特定が難しかったことから、文部科学省科学技術・学術政策研究所と2015年から名称統一の共同研究を進めていた。

 トムソン・ロイターによると、今回実装されたのは、同社の調査研究プラットフォーム「ウェブ・オブ・サイエンス」で高い出現頻度となる日本国内の資金助成機関名。今後、さらに名称統一を進め、調査研究プラットフォームにも実装を予定している。
論文に挿入する資金助成機関、プログラム名の表記はこれまで、研究者によってさまざまで、助成金管理の担当者らが機関の特定に煩雑な作業を余儀なくされていた。名称の統一により、どんな研究に資金が投入されているか、新しい研究領域にどんなものがあるかが容易につかめるようになる。

 トムソン・ロイターは2015年から文科省科学技術・学術政策研究所と共同で論文に記述されている資金助成機関、プログラム名を統一し、それが継続的にデータベースに反映される仕組みの構築を進めてきた。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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