4月14日の熊本地震発生から1カ月近くが経ち、被災の傷跡が各地に残る中、地元の大学生らが避難所でボランティアとして奮闘している。食料や水、物資の確保など避難住民の世話に尽力し、避難所の大きな力となって喜ばれている。

 熊本県熊本市の井芹中学校では、地元の崇城大学から15人の学生がボランティアとして集まり、最大時で1,500人いた避難住民をサポートしてきた。県外から送られてきた物資の管理や支給を受け持ち、水が止まったときにはプールの水をバケツリレーで運ぶなど若い力をフルに発揮して避難住民を支えた。

 熊本市の文徳高校では崇城大学の学生2人が高校の教員や生徒と協力し、多いときで120人いた避難住民を支援した。下宿している学生は避難住民がいる体育館に泊まり込んで活動し、水や物資の配布に力を尽くした。
ゴールデンウィークの後半は各地でボランティアの不足が問題になっただけに、地元大学生の力が大きな助けとなった。

 熊本県内の大学は熊本大学、熊本学園大学、熊本県立大学、崇城大学が9日から授業を再開した。東海大学熊本キャンパスは16日から再開する予定。南阿蘇村にある阿蘇キャンパスの被害が大きかった農学部は、暫定的に熊本市の熊本キャンパスで授業を再開が検討されている。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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